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平成23年第2回定例会
一般質問 やぶうち 俊光
1. 被災地への仕事の発注について
一時的な支援金も大切であるが、被災地で希求されているのは継続的な仕事と言われている。船橋市の漁業・農業・産業等経済界で被災地へ仕事の発注ができる仕組みづくりをすることが被災地の復興に継続的に役立つ。
2. エネルギーの自給自足について
今夏の計画停電は、回避されるというふうに聞いている。しかし、昨年の夏には、全国で1,718人の方々が、猛暑による熱中症で死亡している、死亡者の半数が65歳以上の高齢者との報告もある。過度の節電がもたらす弊害の一例でもある。3月の計画停電で病院・学校等避難場所・行政機関も停電したが、こういった病院・学校等避難場所・行政機関等には、特にエネルギーの自給自足が必要と考える。設置する場合は太陽熱パネル、太陽光パネル等で実施してほしい。
3. 自然エネルギーの活用について
今回の震災で、地震多発国の日本には原子力発電所は向いていないという認識を私は持った。しかし、火力発電に頼ると地球温暖化がさらに進むことになるという認識も私は持っている。同時に、ウラン・石炭石油ガス資源の枯渇もこれからの人類の長い未来から考えるとすぐ傍らにある。
(1)今回のエネルギー問題の解決のため、船橋では自然エネルギーの活用はどのくらい進んでいるのか聞きたい。
(2)電動自転車、電気自動車、風力発電、太陽熱パネル、太陽光パネル等の敷設状況はどうか(民間と市役所)。
(3)市長には、ぜひ電気自動車を公用車に採用してほしい。
4. 局所集中豪雨について
ゲリラ降雨とも呼ばれる局所集中豪雨が大きな水害の誘発につながっている。
(1)現在のハザードマップの掲載以外でも、局所集中豪雨が大きな水害を起こす可能性があると思うが実情はどうか。
(2)同時に、浸水地点で生活排水が床上床下浸水の中に混入する地点はあるか。
5. 雨水浸透モニターについて
(1)船橋市では、雨水浸透枡設置に3,000円の補助金を出しているが、設置実態はどの程度か。
(2)隣の鎌ケ谷市では、雨水浸透モニター制度で、年間降雨のおさまった時間帯に雨水浸透枡の状況報告を受ける形で雨水浸透枡の設置を年間150万円程度実施しているが、船橋でも実施し、住民の安全を守る必要があると思うがどうか。
(3)床上浸水をしたときの損害賠償が発生したときの賠償額について、他市等の実績はあるか。
6. 自転車と歩行者+車道通行自転車の共生について
健康のため、また今回の原発事故等から、自転車の利用者がふえているといわれている。
(1)船橋駅北口から北口十字路に至る歩道には自転車の手押し看板があるが、設置の経緯は何か。
(2)今後、さらにふえるであろう自転車利用に関して、船橋市の施策はどのようなものがあるか。
(3)また、先進事例として船橋市に参考になるものはあるか。
(4)京成高架と山口横丁の交差点付近と船橋駅南口駅前通り周辺の自転車駐輪対策への対応はいかがか。
7. 通学路の交通規制について
(1)通学路の速度規制について、市民の方から、豊富中学校から北東に伸びる道路が小中学生の通学路にもかかわらず速度制限がないため、通過車両が時速50キロメートルを超す速度で通過していて、危険を感じるとの相談を受けたが、実態はどうか。
(2)新聞等では、埼玉県で、地元の要請を受け、行政から警察に申請があれば、実態に合わせて速度規制を実施しているようである。船橋での通学路の速度規制がない場所は、何カ所程度あるのか、また改善は可能か。
8. 船橋アリーナへのバス停新設について
(1)船橋アリーナの利用者は、年間何人か。その内、駐車場利用者は何台か。
(2)エネルギー消費または温暖化対策の上からも、船橋アリーナへのバス停新設を実施し、利用者の利便、エネルギー使用の削減を図っていただきたい。
9. 警告看板の形状について
天沼弁天公園の噴水の周りに水の事故防止の立て看板があるが、公園の現況にマッチしないかた苦しい形状である。改良はできるか。
10. 自然を感じるまちづくりについて
私は、トンボを育てる会を船橋で18年にわたり実施してきている。主にプールに住むヤゴをプール掃除の前に助けて自宅で羽化させ、大空に放すという事業である。最近、船橋では、トンボだけではなく生き物が少なく、同じ生物の一員である子供たちが生き物に触れる機会がますます減少しているのでは思う。
そこで、水辺のネットワークをつくることを提案する。小学校の屋上等に発泡スチロール等の容器4個程度に通年水を張り、生き物のネットワークをつくることを提案する。