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平成23年第2回定例会
一般質問 朝倉 幹晴
1. 福島第一原発事故の船橋への影響とその対処について(文章中敬称略)
1986年4月26日チェルノブイリ原発事故を理科系学部で体験して以来25年間脱原発の立場で発言・提言してきたが、3月の福島原発事故、6月7日のドイツ脱原発閣議決定を踏まえて船橋市の対策を問う。
(1)船橋に避難された福島の原発被災者ほか被災者支援〜送電線でなく心でつなごう福島と千葉〜
・帰宅・近隣避難が可能な被災者と、帰宅・近隣避難が困難な原発被災者
・東京電力の仮払い5月中旬、日本赤十字からの家電6点セット6月上旬未配付という深刻な遅さ
・行田団地38世帯をめぐる行田中・行田西小・東小関係者(教員・PTA)、地域の暖かい支援
・市の相談窓口体制、URとの協議のこれまでと今後は?
〜9月末家賃免除期限を越えて同一学区内に安心して住み続けられるように〜
・福島の小中高校生の疎開の受け入れを(長期・短期)〜「一宮少年の家」での受け入れなどは〜
(2)船橋に飛来した放射性物質と調査、放射線被曝の低減のために
・原発ベントと首都圏広域汚染(3月15日初回飛来、21日雨)〜5月21日原子力学会山澤弘実報告他〜
・ベント時、公開されなかったSPEEDI初めとする資料、情報非開示による被曝
・5月15日、NHK「ネットワークで作る放射能汚染地図」の衝撃
・市民によるGM管自主測定とツイッタ―での情報交換に対する評価は?
・市の所有・購入予定の放射線測定器の台数と機種は?(GM管・シンチレーション・他)
・5月28・29日、私企画、慈恵医大アイソトープ施設箕輪はるか助教によるシンチレーション調査
・6月3・4日船橋市シンチレ―ション調査とその結果
・両調査に共通する北部の高い線量初めとする傾向をどう分析するか?
・今後どう測定し、放射線量低減対処するか?〜特に砂場や落ち葉・泥などの対処〜
〜福島県立安積黎明高等学校内各所調査の取り組みを例に〜
・まずは教員・PTA・園関係者の調査と掃除を〜各学校・保育園・幼稚園(私立含む)にGM管の配付を〜
・そして児童生徒による理科学習も含めた調査を
・東京電力株主総会に対して訴えることの事後対策も含めて
(3)ツイッタ―、ユーストリームという情報発信手法、科学者の見解に対する市の情報把握のこれまでと今後は
・情報を秘匿する政府・御用学者への市民の不信感〜「世界が見た福島原発災害」(緑風出版)〜
・保育園・健康増進課に郵送されてきた厚生労働省パンフの取り扱いについて
・例えば、原子力資料情報室、小出裕章(京大原子炉研)、田中三彦(元原発技術者)、広河隆一、樋口健二(写真家)、早野龍五(東大理学部)、勝川俊雄(三重大水産学部)、野尻美保子(素粒子原子核研究所)、孫正義(ソフトバンク社長)、「現代化学」「週刊東洋経済」の情報発信を把握したか?
・村田三郎医師(被曝医療医師)・箕輪はるか・樋口健二・崎山比早子(元放医研研究員)・蓮池透(拉致被害者家族、元福島原発原子力監理者)の船橋での連続講演での情報把握を
・市放射線量調査関係のアクセス数は?
〜私の携帯サイト(議会HPにリンク)アクセス、ツイッタ―(asakuramikiharu)フォローを参考に〜
・ツイッタ―の災害時・情報把握の可能性について水野副市長の見解を伺う。
(4)食の安全・安心確保〜市農産物、給食調査の現状と今後、水産物影響(5月9日東北大シンポ)
ヨウ素・セシウム(「石の上にもセシウム」?)・ストロンチウムの核種別影響把握を
(5)農家と消費者に深刻な分断をもたらした原発事故について農を愛してこられた市長の見解を伺う。